タオバオで買い物をしてみた②~ネットの叡智を借りて自力で買ってみた~

皆さんこんにちは、こんばんは。浜野実です。

今回は前回の続き、「自力でタオバオで買い物してみた」ことについてレポしたいと思います。文だらけで申し訳ないのですが最後まで読んでいただけると嬉しいです。

↓↓↓前回のpostはこちら↓↓↓

 

hamad-tentative.hatenablog.com

 

 

フィーリングとGoogle翻訳アプリを駆使してショップや物流会社と意思疎通を図り、日本へ転送してもらう(4PX、4PL。佐川が基本)

これは単純で、代行業者を挟むことなく自力で中国のショップから商品を買ってくる方法です。セラーはもちろん、中国国内の運送、そして国際運送までのすべての問い合わせがすべて中国語、それも基本的にLINEみたいなチャットで行います。しかもレスポンスがめちゃくちゃ速いです。それに自分の中国語の知識と翻訳アプリの力で立ち向かっていくのがこの買い方です。この買い方はスリリングです。それでもこの方法にチャレンジしてみたのには理由があります。速さと安さの両方があったからです。


まずタオバオにログインします。タオバオの画面はいつもにぎやかで、少しでも関係のありそうなものならなんでもおすすめ画面に出してきます。私はタオバオ新幹線が買い付け完了しないうちに、その画面を眺めるのが趣味になってしまいました。そして2021年5月15日、私は好みにどハマりのショップを見つけてしまったのです。「Mr Yi’s Steamland」という、スチームパンクがテーマのそこは、歯車をモチーフにした、シャツの両方の襟につけるピンズや、さりげなくスチパンっぽい要素を取り入れた洋服を取り揃えていました。今は品切れですが、ヴィレッジヴァンガードにも扱いがあったようです。そこでヴィレヴァンと値段を比べます。対象はピンズにしました。ヴィレヴァンは4,031円、タオバオでは68元、つまり1,170円。目を疑いましたが、偽物が出るとも思えないのと、公式のインスタグラムやweiboが存在していること、あと店の評価もかなり高かったことから同一のものと判定、他のものを合わせてこれを購入することにしました。

注:タオバオの店の信用度の見方は詳しく解説しているサイトがあるのでここら辺を参考にしてください。

tneko.com

4PXで運んでもらう時は送料込みで1万円に収まるようにしよう

結局雑貨のほとんどとジャンパースカートとシャツと…と買っていったら、安いと言っても1万円を少し出てしまいました。理解が浅かった私はそれに気付けずに、前からあるらしいタオバオ公式の国際転送サービスである「4PX」を選んでしまいました。タオバオでは国内配送料の10元(※店によります。無料のところもある)と4PXの基本送料である72元は注文時に支払い、そのあと海外発送用の倉庫に集められた段階で重量による追加分の料金を支払います(通知は特に来ないみたいなのでアプリで確認しましょう)。そうすると、4PXのサービスで荷物が運ばれ、日本では佐川急便が家まで配送してくれます。それはまあいいのです。しかし問題なのは、4PXは俗にいう「16,666円ルール」の対象外らしいのです。つまり、配送料含めて1万円を出たら関税がかかります。私は普通に1万以上買いました。アウトじゃん。

 

関税が発生する可能性が出たら同意すればよろし


アウトになった荷物は、別に運んでくれないわけではありません。ただ、「異常な荷物」として足止めされてしまいます。私の場合は携帯電話のSMSに「あんた宛の異常な荷物があるで!関税かかる可能性に同意してや?(超訳)」みたいなメッセージが飛んできました。おかしいところはたくさんあるけれど、地味に日本語で。5月18日のことでした。そのいかにも怪しいメッセージに付いているリンクを踏むと、4PXのカスタマーセンターのライブチャットにつながります。「どうせ関税の話だろうな」と考えた私は、Google翻訳アプリで、
「それは関税に関する問題ですか?」
とか、
「関税がかかることに同意します。」
とか、
「姓は浜野、名は実です。日本人です」
というようなテンプレ翻訳文を生成してから臨みました。これが大成功。向こうのチャットはとにかく速いので、テンプレがあると安心です。コピペして時間を稼げます。
結局問題はやっぱり関税云々の話だったので、上のようなことを中国語で投げつけてなんとか終わりました。その5日後、佐川で荷物が到着しました。5月23日のことでした。

 

追跡が途絶えてしまったらカスタマーセンターに問い合わせてみよう

追跡が途絶えてしまったり、中国から日本に向かう時に追跡番号が変わるのでそれを知りたいときなど、聞きたいことがあったら、アプリでは追跡画面の右上にある「物流客服」から問い合わせをしてみましょう。これもチャット形式です。「<追跡番号>はいつ日本に届きますか?」みたいなざっくりした質問でもすぐに回答してくれます。積極的に使っておきたいですね。返事をもらったら「ありがとうございます。助かりました(の中国語翻訳。伝わってるかはわかんないです)」とか言って退出ボタンを押し、やり取りの評価をします。今まで対応してくれた方々は皆丁寧な印象だったので私は一律で五つ星をあげています。評価までやってやりとりはおしまいになります。

 

荷物は無事到着。ショップにも到着の連絡をしたしレビューも書いたけどアレがない…

しかし、不思議なことが解決できていません。関税の件です。ウェブをさまよっていると「立て替えた業者からの払込書が箱に入っていた」などと聞きます。そういうものが、全く見つからなかったのです。運が良かったのか、それともこれからめちゃくちゃ酷いことになるのか、分かりません。今は一応様子を見ています。

 

おわりに

 

最後に、自力でのタオバオ・ショッピングを手助けしてくれた偉大なatwikiをご紹介しましょう。「#じゅりバオまとめ @ wikiです。

w.atwiki.jp


ここには4PXでの禁輸品などの情報も集まっているので、購入の前に確認しておくといいと思います。

ちなみに、私はほぼ同時に4PLでも注文してみました。その話は次回に。それでは。


2021/06/01 送料を支払うタイミングについて誤った記述をしていたので直しました。失礼いたしました。